はじめに
tail
コマンドを使ってファイルの末尾を確認する。
環境
Windows 11 Professional
WSL2 Ubuntu 24.04 LTS
tail (GNU coreutils) 9.4
tailコマンドのインストール
GNU coreutils
内に入っているコマンドなので基本的にディストリビューションにインストールされているため不要。
使ってみる
tail [ファイル名]
上記だと全部ファイル名を表示する。
行数を指定して表示する
tail -n [ファイル名]
tail -n 200 testfile
上記だと testfile
というファイルについて末尾から200行を表示する。
ファイルの更新を追従する
tail -f [ファイル名]
-f
(--follow
) オプションを使用することで、ファイルの更新を追従する。
※Ctrl+c
で抜けられる
grepと組み合わせて特定の単語が含まれている行を表示する
tail -f [ファイル名] | grep [特定の単語]
おわりに
tail
コマンドを使う場面としては、
- 巨大なファイルの一部を確認したいとき
- ログを追従しながら確認したいとき
などがあげられる。
使っていくと便利さがわかるのでぜひ使ってほしい。