ポートフォリオサイトをVercelにデプロイする

はじめに

前回、ポートフォリオサイトを移行したので、これを今回は Vercelにデプロイをしてみる。

Vercelを選んだ理由

理由としては、直近にVercelが盛り上がっていた記憶があるので、トレンドに乗りたいと思って使ってみる。

ちなみに、Googleトレンドではfirebaseが人気、次点でVercelになる。
google-trend

Vercelへのデプロイ

アカウントの作成

  1. まずは公式サイトに移動する。
    https://vercel.com/
  2. Start Deployingを押す。
    create-account-1
  3. Hobby を選択し、 Your Nameに名前を入れる。
    create-account-2
  4. GitHubにソースがあるので、 Continue with GitHubを選択する。
    create-account-3
  5. 認可の画面が出るので、 Authorize Vercel を押す。
    create-account-4
    ※余談だが、 Authentication が認証で、Authorizationが認可である。
  6. 電話番号認証が出るので、入力して、Continueを押す。
    create-account-5
  7. 入力した電話番号に4桁の数字がSMSで届くので入力する。
  8. アカウントが作成され、ダッシュボードが出てくることを確認する。
    create-account-6
    これでアカウントの作成は完了。

Gitリポジトリのインポート

  1. ダッシュボードの Import Git Repository から Add GitHub Accountを選択する。
    repository-1

  2. 自身のアカウントを選択し、Only select repositories を選択、portfolio-vue3を選び、Installを選択する。
    repository-2

  3. ダッシュボードに、 portfolio-vue3 のリポジトリが表示されていることを確認する。
    repository-3

デプロイ

  1. ダッシュボードにある portfolio-vue3 から、 Importを選択する。
    deploy-1

  2. 設定を行い、Deployを選択する。
    deploy-2
    ※設定と入っても特に何もいじっていない。
    Viteでビルドしていることは勝手に判断してくれるようだった。

  3. ビルド & デプロイ中なので待つ
    deploy-3

  4. デプロイ完了したことを確認する
    deploy-4

  5. Continue to Dashboardで戻って確認する。
    deploy-5
    Visitを押すと、確認できる。 deploy-6

独自ドメインに紐付ける。

  1. 先程のダッシュボード→自身のデプロイしたリポジトリから、 Domains を選択する。
    custom-domain-1

  2. Domainsより、 テキストボックスに独自のドメインを入力(k-bushi.com にした)し、Addを選択する。
    custom-domain-2

  3. ドメインのリダイレクト設定を行い、Addを選択する。
    custom-domain-3

  4. DNSレコードの設定が出てくるので、これらを控えておく。
    custom-domain-4

  5. ドメインサービス(Cloudflare)にログインし、設定を行う。
    Cloudflareで管理しているので、Cloudflareでの設定を簡単に記載する。
    custom-domain-5
    現在の設定はこんな感じ。

  6. k-bushi.com に関わるものをすべて置き換える。

ドメイン変更前変更後
k-bushil.com151.101.1.19576.76.21.21

TXTレコードの k-bushi.comfirebaseの証明書設定だったはずなので消した。
custom-domain-6

  1. ドメイン変更後、ダッシュボードで SSLが生成される。
    custom-domain-7

  2. k-bushi.com にアクセスし、表示されていることを確認する。
    custom-domain-8

これでOK!
※タイトルが Welcome to Vuetify3 になっているので変えないと…。

追記: ルートページ以外でリロードするとエラーになる

下記のように、 k-bushi.com/profile をリロードするとエラーになる。
ただし、ローカルでは発生しない。また、ルートページ / でも発生しない。
error-reload-vercel

原因

下記が原因。
参考

解決方法

なので、 vercel.jsonをプロジェクトルートに配置し、

{
  "rewrites": [{ "source": "/(.*)", "destination": "/" }]
}

で作成した。

追記2: 画像が表示されない

viteでは requireが使えないため、下記で代用した。

原因

その際に、 src/static/以下に画像をおいていたのだが、ローカルでは問題ないが、Vercel上ではアクセスできないようだった。
エラーの様子 image-error

ビルドの成果物がこのパスに存在しないのであると思われる。

解決方法

そのため、 public 以下に 画像ファイルを配置し、 Skill.vue, Porject.vueにて、
getImageURLのパスを変更した。
無事解決した。

参考

おわりに

Netlifyと同じであっさりデプロイできて非常に便利!
ちなみに、firebaseを使っていたのには理由があり、 node-mailerというメール送信のライブラリを使用しており、それをfirebaseの関数を使ってメールを送っていたから。
いつかのアップデートで、その機能が有料枠になり、面倒だなと思って機能ごとサイトから消したので完全に静的サイトになったので、どこにデプロイしても良いかなという気持ちになっていた。

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