カラーカレンダーのccalを使う

はじめに

ccal というソフトを見つけたので使ってみる。
https://packages.ubuntu.com/noble/utils/ccal https://manpages.ubuntu.com/manpages/focal/en/man1/ccal.1.html

環境

Windows 11 Professional
WSL2 Ubuntu 24.04 LTS

ccalのインストール

sudo apt-get install ccal
ログ
Reading package lists... Done
Building dependency tree... Done
Reading state information... Done
The following NEW packages will be installed:
  ccal
0 upgraded, 1 newly installed, 0 to remove and 39 not upgraded.
Need to get 31.9 kB of archives.
After this operation, 85.0 kB of additional disk space will be used.
Get:1 http://archive.ubuntu.com/ubuntu noble/universe amd64 ccal amd64 4.0-4 [31.9 kB]
Fetched 31.9 kB in 1s (39.6 kB/s)
Selecting previously unselected package ccal.
(Reading database ... 50774 files and directories currently installed.)
Preparing to unpack .../archives/ccal_4.0-4_amd64.deb ...
Unpacking ccal (4.0-4) ...
Setting up ccal (4.0-4) ...
Processing triggers for man-db (2.12.0-4build2) ...

ccalを使う

ccal 

で今月のカレンダーを表示する。

「今日」を表示する

※ コンソール上に表示されないので、リダイレクトしてファイルを閲覧する方法で確認をしている。

ccal --to > today.txt 
less today.txt
     December 2024
 Su Mo Tu We Th Fr Sa
  1  2  3< 4> 5  6  7
  8  9 10 11 12 13 14
 15 16 17 18 19 20 21
 22 23 24 25 26 27 28
 29 30 31

前月、今月、翌月を表示する

ccal --3 > prev_curr_next.txt
less prev_curr_next.txt
       November                December                 January
 Su Mo Tu We Th Fr Sa    Su Mo Tu We Th Fr Sa    Su Mo Tu We Th Fr Sa
                 1  2     1  2  3  4  5  6  7              1  2  3  4
  3  4  5  6  7  8  9     8  9 10 11 12 13 14     5  6  7  8  9 10 11
 10 11 12 13 14 15 16    15 16 17 18 19 20 21    12 13 14 15 16 17 18
 17 18 19 20 21 22 23    22 23 24 25 26 27 28    19 20 21 22 23 24 25
 24 25 26 27 28 29 30    29 30 31                26 27 28 29 30 31

ccalのオプション

以下は、ccalコマンドのオプションを表形式でまとめたものです。

オプション説明
--3[months]前月、当月、翌月を同時に表示する(1年表示時には無視される)。
--a[ppts]表示する予定の最大数を指定(最小: 8、最大: 50、デフォルト: 24)。
--col[or-file]=filename色の定義をfilenameから読み込む(デフォルトはOSに依存)。
--con[tinue]=n指定した月から連続してnか月分を表示する。
--d[ata-file]=filenamefilenameから予定データを読み込む(最大8回まで指定可能)。
--e[urope]ヨーロッパ形式(週の始まりを月曜日に設定)。
--a[merican]北米形式(週の始まりを日曜日に設定、デフォルト設定)。
--f[uture]当月表示時に、未来の予定のみを表示(過去の予定は非表示)。
--j[ulian]ユリウス日付を表示(1月1日からの日数)。
--m[onday]週の始まりを月曜日に設定(--europeと同じ)。
--noc[olor]色の使用を抑制。
--nod[ata]予定データファイルを読み込まない。
--p[ause]終了前に一時停止し、キー入力を求める。
--th[ismonth]翌月の予定を非表示にし、現在の月のみを表示。
--to[day]今日の予定のみを表示。
--u[se-color]色の使用を許可。
--y[ear]現在の年のカレンダーを表示。

参考

おわりに

またしてもコンソールでカレンダーを表示するアプリで遊んでしまった。
そろそろ、GitHubActionでAzureのApp Serviceにデプロイするを試してみたいのでやってみる。

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