WSL2でbusyboxを使ってみる
はじめに
Dockerのイメージを見てると、busybox
という単語をよくみる。
実際に使ってみたほうが理解が早そうということで、WSL2
にbusybox
を入れて試してみる。
環境
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busyboxとは
BusyBox(ビジーボックス)は、Coreutilsなど標準UNIXコマンドで重要な多数のプログラムを単一の実行ファイルに「詰め込んで」提供する、特殊な方式のプログラムである(その詰め込み方法を指して呼ぶこともある)。BusyBoxの実行ファイルはLinux上で最小の実行ファイルとなるよう設計されており、各コマンドの実行ファイルをインストールするのに比べディスクの使用量を大幅に削減することができる。そのため、特定用途のLinuxディストリビューションや組み込みシステムに適しており、「組み込みLinuxの十徳ナイフ」とも呼ばれている。GPLv2でリリースされているフリーソフトウェアである。
wikipediaより引用 (https://ja.wikipedia.org/wiki/BusyBox)
/bin/busybox [コマンド]
とすることで コマンドが実行できる。
例えば、 /bin/busybox ls
とすれば、ls
と同じ結果が得られる。
wikipediaに記載の通り、busybox
というバイナリの中に実行コマンドが詰められているという感じだ。
busyboxのインストール
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実際に使ってみる
lsコマンドを使う
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コマンドの定義について
ちなみに、なんのコマンドが使えるかは busybox --help
に記載がある。
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必要なコマンドは一通り揃っているみたい。
参考
BusyBox | wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/BusyBoxbusyboxに救われたお話
https://qiita.com/S_Katz/items/a82554447491fb8079f0組み込みLinuxで際立つ「BusyBox」の魅力
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/0802/04/news114.html
おわりに
busybox
について実際に触れてみて中身の理解について多少知識がつけられた。
コマンドが使えない~ってなったときにこれあると助かりそうだ。