はじめに
前回の記事のHugoのTheme Janeをアップデートするは、約1年前に実施したので改めてアップデートをしておく。
環境
Mac OS Sonoma 14.2.1
hugo v0.122.0+extended linux/amd64 BuildDate=unknown前回の記事の追記を見ると、
下記に、Hugoのthemeアップデートの方法について記載があった。
git submodule update --rebase --remoteを実行すれば良いらしい。
https://gohugo.io/hosting-and-deployment/hosting-on-netlify/
とあるので、これに従って実施する。
Janeのバージョンの確認
git submoduleで管理しているので、.gitmodulesを見てみる。
$ less .gitmodules
[submodule "themes/jane"]
path = themes/jane
url = https://github.com/xianmin/hugo-theme-jane.gitsubmoduleの場所を確認したら、そのパスに移動し、git logでコミットIDを確認する。
$ cd themes/jane
$ git log
commit 1a145d884a8dc13ae0554eaecb1750ea2532219d (HEAD, master)
Author: Chen Xianmin <xianmin12@gmail.com>
Date: Mon Feb 13 20:34:53 2023 +0800
style: move toc to rightとなっており、2023/02/13 20:34:53のコミットが最新となっている。 今回のバージョンアップ手順で、これが変わっていればOK。
変わっていればだと曖昧なので、JaneのGitHubのページhttps://github.com/xianmin/hugo-theme-jane/tree/masterを確認しておく。
確認すると、baa2b23d3151037394c0737b29ea3baf98506621 のコミットIDが最新となっている。
手順
submoduleのアップデート
手元にあるHugoのプロジェクトのルートで下記を実行する。
git submodule update --rebase --remote$ git submodule update --rebase --remote
Successfully rebased and updated detached HEAD.
Submodule path 'themes/jane': rebased into 'baa2b23d3151037394c0737b29ea3baf98506621'完了したらしい。
動作確認
$ cd themes/jane
$ git log
commit baa2b23d3151037394c0737b29ea3baf98506621 (HEAD, origin/master, origin/HEAD)
Author: Chen Xianmin <xianmin12@gmail.com>
Date: Fri Jan 5 21:09:48 2024 +0800
fix: toml config parse [params.author] wrongコミットIDは問題なし、最新を取得できていることは確認できた。
環境を再度立ち上げ直してローカル環境で確認を行なった。
特に問題はないため、コミットを行う。
git差分の確認
差分には下記のファイルが差分として出るので、これをコミットする。
diff --git a/themes/jane b/themes/jane
index 1a145d8..baa2b23 160000
--- a/themes/jane
+++ b/themes/jane
@@ -1 +1 @@
-Subproject commit 1a145d884a8dc13ae0554eaecb1750ea2532219d
+Subproject commit baa2b23d3151037394c0737b29ea3baf98506621これをプッシュし、masterにマージすれば完了。
おわりに
会社では、作ったサービス/サイトを長く保守することは多いのだが、個人だと気分で入れ替えすることが多く、こういうアップデート作業をやる機会は少ないので備忘録として残しておいた。
1年に1回はアップデートするようにしたい。