オープンソースのAIコーディングエージェントOpenCodeを使ってみる

はじめに

最近、Claude CodeをはじめとするAIコーディングエージェントが注目を集めている。
自然言語で指示を出すだけで、コードの修正や機能追加、デバッグを行ってくれる強力なツールだ。

そんな中、オープンソース(MITライセンス)で開発されているAIコーディングエージェント「OpenCode」ができたので試してみることにする。
TUI(Terminal User Interface)に特化しており、特定のプロバイダーに依存せず様々なモデルを利用できる。

今回は、このOpenCodeを試してみる。

環境

WSL2 (Ubuntu 24.04 LTS)
Node.js v20.10.0
OpenCode (Latest)

OpenCodeとは

OpenCode は、オープンソースのAIコーディングエージェント。
主な特徴として以下の点が挙げられる。

  • オープンソース
    透明性が高く、コミュニティ主導で機能改善が行われている。

  • プロバイダー非依存
    Claude, OpenAI, Googleのモデルはもちろん、ローカルで動作するモデルも利用可能。「OpenCode Zen」とい 推奨モデルも提供されているが、必須ではない。

  • TUI
    Neovimユーザーやterminal.shopのクリエイターによって開発されており、ター ナルでの操作感に重点が置かれている。

  • クライアント/サーバーアーキテクチャ
    将来的にはモバイルアプリからリモートのマシン上のOpenCodeを操作するといった構成も想定されている。

インストール

インストール方法はいくつか用意されているが、LinuxやmacOSであればインストーラースクリプトを利用するのが最も手軽だ。

スクリプトによるインストール

以下のコマンドを実行するだけでインストールできる。

curl -fsSL https://opencode.ai/install | bash
ログ
Installing opencode version: 1.1.26
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 100%
Successfully added opencode to $PATH in /home/kbushi/.zshrc

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OpenCode includes free models, to start:

cd <project>  # Open directory
opencode      # Run command

For more information visit https://opencode.ai/docs

補足: npmによるインストール

Node.js環境があれば、npm(またはbun/pnpm/yarnなど)を使ってグローバルインストールすることも可能となっている。

npm i -g opencode-ai@latest

使い方

インストールが完了したら、早速起動してみる。

起動とログイン

ターミナルで以下のコマンドを実行する。

opencode

初回起動時は、GitHubアカウントによる認証を求められる場合がある。
画面の指示に従ってブラウザで認証を行うと、TUI画面が表示される。

opencode-01

エージェントの種類の切り替え

OpenCodeには、主に2つのエージェントモードが用意されており、Tab キーで切り替えることができる。
build モードと plan モードである。

  • build
    デフォルトのエージェント。コードの読み書き、コマンド実行などのアクセス権限を持つ。

  • plan
    読み取り専用のエージェント。ファイルの編集は行わず、コードの解析や変更計画の立案を行う。未知のコードベースを探索する際などに安全に使用できる。

指示を出す

使い方は一般的なチャットツールと同様。
プロンプトにやりたいことを入力する。

> 現在のディレクトリにあるファイルの構成を教えて

> src/main.ts に書かれているロジックをリファクタリングして

のように指示を出すと、エージェントが必要なファイルを読み込み、思考プロセスを経て実行してくれる。
ファイルの変更やコマンドの実行が必要な場合は、ユーザーに許可を求めてくるので、内容を確認して承認すればよい。

参考

おわりに

AIエージェントが多い中、オープンソースで開発されているOpenCodeは結構気になっている。
ベンダーロックインを避けたい場合や、社内規定などで利用できるモデルに制限がある場合などにも柔軟に対応できる可能性がある。

開発中の部分も多いようだが、デスクトップアプリ(ベータ版)も公開されており、今後の進化が楽しみなツールである。

Hugo で構築されています。
テーマ StackJimmy によって設計されています。