はじめに

ChatGPTのAPIが提供開始されたので、簡単に使ってみる。
本記事のゴールはAPIを利用してレスポンスが取得できる簡単なところまでを目指す。

環境

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Windows 10 Professional
WSL2 - (Ubuntu22.04 LTS)

料金

公式サイトを確認すると、下記のようだった。 openai-pricing

gpt-3.5-turbo : $0.002 / 1K tokens なので、 1000トークンにつき $0.002 の料金となるようだ。

下記を使用することで、入力した文章がどれくらいのトークンのなのかを判断できる。
https://platform.openai.com/playground/p/

入力 + 出力のトークンが課金対象となるので、あまりにも長い文章を生成した場合はかなりの課金額となりそう。

利用登録 ~ APIKey取得まで

1. 公式ページにアクセスする。

https://openai.com/ にアクセスし、 Made for developers のセクションまで移動。
Get Started をクリックする。 openai-get-started.png

2. 新規登録/ログインをする

登録ができていない場合は、登録をしログインをする。
openai-login

3. 「View API Keys」をクリックする

ログイン後、下記のページに移動するので、右上のユーザアイコンをクリックし、 「View API Keys」をクリックする。 openai-platform.png

クリック後の画面 openai-api-key.png

4. 「Create new Secret Key」でAPIキーを生成する

APIキーを生成したら、シークレットキーを控えておく。
openai-api-key-created.png

OpenAIのAPIを使用してレスポンスが取得できるところまで

1. 公式のAPIリファレンスを確認する。

https://platform.openai.com/docs/api-reference/completions

ここにある、 Create chat completion を参考に curl のパラメータを構築していく。

2. リクエストするパラメータの決定

サンプルレベルの動作を確認したいだけなので、 Required となっている2つのパラメータのみを使用していく。 modelmessages のみ、共通で必要なのは API_KEYなので、サンプルを参考に下記のように構築してみた。

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curl https://api.openai.com/v1/chat/completions \
  -H 'Content-Type: application/json' \
  -H 'Authorization: Bearer YOUR_API_KEY' \
  -d '{
  "model": "gpt-3.5-turbo",
  "messages": [{"role": "user", "content": "こんにちは!x^2 -3x + 2 = 0 を因数分解してみてください。"}]
}'

3. リクエストの実行

さて、先程の構築したパラメータを使用して、実際にリクエストをしてみる。

リクエスト~ openai-request.png

こんな感じでレスポンスが取得できた! openai-api-response.png

割と簡単に使えるな?

請求はこんな感じ openai-billing.png

おわりに

まずはOpenAIのリクエストまでを試してみたが、意外と簡単にできる。
以前投げたリクエストのメッセージを参照してレスポンスを返すみたいなことはできるのかな~?
まだ詳しく見ていないので調べながらになりそう。
DiscordとかSlackに用意して遊ばせるのもよさそう。
一番欲しいのは、GitLabに導入してコードレビューとかしてくれるのが面白そう。

↓ Google拡張のこれも良かった。
https://chatgpt4google.com/